令和二年五月十五日 大施食会を執り行いました。
新型コロナウイルスの影響で、今回は内見の法要となりました。
施食とは…
仏教には六道といわれる「地獄(じごく)」「餓鬼(がき)」「畜生(ちくしょう)」「修羅(しゅら)」「人間(にんげん)」「天上(てんじょう)」の六つの世界があります。
この六道の一つである餓鬼道(がきどう)で苦しんでいる無縁仏様を供養する法要が施食会です。
私たちと縁深いご先祖さまはもちろんのこと、祀り手のない仏様、無縁の仏様、全ての精霊に対し、たくさんのお供えをして供養の手をさし述べる事で、この世にいる自分たちの極楽往生を願うのです。


春の彼岸会同様に、檀家様の皆様方には大本堂へお上がり頂かず、外でお焼香となりました。
ご参加いただいた方々にはご不便ご面倒をお掛けし、申し訳ございませんでした。
不測の事態でイレギュラーな事ばかりですが、想いはいつもと変わりません。
檀家様、檀信徒様のご先祖様、世界の平和への気持ちを込めて丁寧にお経をあげさせて頂きました。
一日も早く皆様が安心して過ごせる日々が戻りますように、、、。